「MR、まだ多い」…。転機の製薬業界、人員削減続く

2018.11.11
ネットスタイル 山崎博史

日刊工業新聞のこの記事、「製薬業界のMRが減れば、MRのやってきた業務を請け負うビジネスが伸びるかもしれない。」これは1割はあたっているかもしれないが、9割は当たっていない。

製薬企業のMR、単に病院回りという見た目以上に製薬という知識の宝庫をバックにしている点で非常にセキュリティーの高い職業です。今後、MRの単純な仕事はITに取って変わるとしても最後の重要な知識の介在は人間が介在しないといけません。MRは単純な仕事はITに任せてより高度でセキュリティーの高い仕事を担っていく必要があります。そのためにも、以前のタイムラインで書きましたが、より専門性の高いMRが残っていきます。

一方、企業側からすれば、企業の知識が外部へ流出することは避けなければなりません。そのため、数社をまとめて請負うCSOに任せることは非常に危険です。 ただし、すでに医学の進歩についていけない中小の製薬企業はコストマネジメントの観点から外部委託する方向へ進むでしょう。

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ネットスタイル 山崎博史

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